GSR250を選んだわけ
ジェベル200を手放して,次にどのバイクを買おうかー?
いろいろ悩みました。
中型自動二輪の中でも大きい400ccにするか,
それとも大型自動二輪(ナナハンとか)にするか?
車体が大きくて高速で楽なのはいいけど,
普段乗るにはあまり重いのは乗るのが億劫になりそうで心配で,
大型自動二輪の免許はあるのですけれど,やめました。
もしかしたら,一生,大型には乗らないかも・・・。
そして400については悩んだのですが,
やはり車検が面倒くさそうな気がして,
これもやめてしまいました。
①250でありながら,車体が大きくて,高速とかでも楽に乗れそう
②お値段がそんなに高くない
③扱いやすそうな感じのもの
という基準で選んだ時に,
いいんじゃないのかな,
と思えたのがGSR250でした。
①について
車体はかなり大きく,だれが乗っても窮屈な感じはしないと思います。
「これ,400?」とはたまに聞かれることがあります。
車体の重さもかなりあって,しかし,これが直線安定性に貢献していると思います。
もちろん,高速での追い抜きとかの場面で加速において,
パワーが足りない感じもしないではないですが,
高速に乗るのに躊躇をすることはないです。
②について
中古市場における値段は安めだと思います。
乗り出しで25くらいでした。
もう生産は終了していますしね。少し不人気車なのかもしれないですね。
ちょっと顔が昆虫的で不細工とは,よく言われているところです。
まあ,この辺は好き好きだと思いますが,21世紀のネイキッドという人もいます。
私はpuig(プーチ)のスクリーン(風防)をつけることで,
だいぶ昆虫感(あるいはチューリップ感)を紛らわしています。
③について
とてもスムースなエンジンだと思います。
昨今人気のV-ストローム250やジグサー250,GSX250Rのエンジンも,
元をただせばGSR250のエンジンが起源だと聞いています。
なかなか優秀なエンジンなのだと思います。
優秀さは「とんがった感じ」であるというよりも,「穏やかな感じ」であって,
ジェベルと比べるとハンドル握る手にくる振動が全然なくて,
高速とかでも,ずいぶん楽な感じです。
これは店から帰るときにも衝撃的に理解できて,
「こいつとならどこまで行けるんだろう」
と思ってしまい,その思いのまま,後日,遠くまで行くことになったのでした。
しかし,それとは裏腹に,
「この穏やかさは趣味の乗り物としてはどうなんだろう?」
と,不安に思ったことも事実です。
さらに付言しますと,最近のバイクはキャブレターに代わって,
FI(フュエール・インジェクション)という仕組みになっていて,
これはいわゆるコンピューター制御らしくて,
セルを回してエンジンをかけた時の始動がとても安定しています。
エンジンがかかりにくいということが全然ありません。常に一発始動。
それからGSR250はガソリンの量のインジケータがあって,
そのかわりにリザーブタンクの仕組みがありません。
あと,ギアが何速に入っているかも表示される仕組みになっていて,
頭の中で何回ギアをチェンジしたかを数えておく必要がないのは,
頭の容量が不足しがちな人(私?)には良いですね。